ルシウス・マルフォイ
ルシウス・マルフォイ (Lucius Malfoy) は純血の魔法使いで、ドラコ・マルフォイの父です。ヴォルデモートに仕える死喰い人でありながら、財力と人脈で魔法省に食い込み、一度目の失脚のあとは服従の呪文をかけられていたと主張して投獄を免れました[1]。ホグワーツの理事を務め、ジニー・ウィーズリーの教科書にヴォルデモートの日記を忍ばせた張本人でもあります[2]。
杖: 楡(にれ)、ドラゴンの心臓の琴線[5]
- アブラクサス・マルフォイ(父)[1:1]
- ナルシッサ・マルフォイ(妻)[8]
- ドラコ・マルフォイ(息子)[8:1]
- アーマンド・マルフォイ(一族の祖)[1:2]
来歴
出自
マルフォイ家の祖はアーマンド・マルフォイです。征服王ウィリアム率いるノルマン人の侵略軍に加わってイギリスへ渡り、ウィリアム1世のために働いた見返りにウィルトシャー州の土地を与えられました[1:3]。
国王ウィリアム 1 世のために、謎のいかがわしい(ほぼ確実に魔法を使う)仕事をこなした見返りとして、マルフォイはウィルトシャー州に地方領主たちから没収した一等地を与えられます。これがその後 10 世紀にわたって彼の子孫が住み続けることになる、マルフォイ領の成り立ちです。
ルシウスが日刊予言者新聞に談話を寄せたウィルトシャー州の館も、この領地にあります[3:1][1:4]。反マグルの雑誌『戦う魔法戦士』を編集したブルータス・マルフォイも一族の一人で、ダンブルドアはルシウスをその子孫と記しています[4:2]。
ルシウス自身はアブラクサス・マルフォイの息子です[1:5]。生年は語られていませんが、1995年9月の日刊予言者新聞に41歳と記されています[3:2]。
妻はブラック家の三姉妹の末娘ナルシッサです。グリモールド・プレイス十二番地に掛かるブラック家のタペストリーには、ナルシッサの名から金の刺繍の二重線がルシウスへ伸び、そこから一本の線が息子ドラコへ下りています[8:2]。J.K. ローリング自筆のブラック家の家系図でも、1955年生まれのナルシッサの配偶者として名が置かれています[9]。
ホグワーツ時代
在学中はスリザリン寮の生徒でした。ルシウスの学生時代が描かれるのは一場面だけで、1971年9月、セブルス・スネイプが組分けされた夜の大広間です。このときすでに監督生でした[6:1]。
そしてセブルス・スネイプは、リリーから遠ざかるように大広間の反対側に移動し、スリザリン生の歓迎に迎えられた。監督生バッジを胸に光らせたルシウス・マルフォイが、隣に座ったスネイプの背中を軽く叩いた……。
何年生だったかは書かれていません。
一度目の失脚のあと(1981年‐)
ヴォルデモートに仕える死喰い人でしたが、1981年に主君が姿を消すと、服従の呪文をかけられていたと主張してアズカバン行きを免れました[1:6]。
アブラクサスの息子ルシウスは、ヴォルデモート卿の死喰い人という地位にまで昇り詰めましたが、卿による 2 度にわたるクーデター未遂のあとも、まんまと投獄を免れました。最初のクーデターの際は、「服従の呪文」をかけられていたと主張しました(とはいえ、彼が魔法省の高官たちに協力を求めていたという証言も少なくありません)。
この釈明をアーサー・ウィーズリーは信じていませんでした。ホグワーツ特急でロンがハリーに語る、シリーズ最初のルシウスへの言及がこれにあたります[10]。
「『例のあの人』が消えた時、まっ先にこっち側に戻ってきた家族の一つなんだ。魔法をかけられてたって言ったんだって。パパは信じないって言ってた。マルフォイの父親なら、闇の陣営に味方するのに特別な口実はいらなかったろうって」
フレッドも同じ見方を伝えており、アーサーはルシウスがヴォルデモートの腹心だったと考えていました[11]。
日記の計略(1992年‐1993年)
1992年夏、ダイアゴン横丁のフローリシュ・アンド・ブロッツ書店でアーサー・ウィーズリーと鉢合わせし、罵り合いから取っ組み合いになります[12]。
「どうもそうではないらしい。なんと、役所が満足に給料も支払わないのでは、わざわざ魔法使いの面汚しになる甲斐がないですねぇ?」
この揉み合いのさなか、ルシウスはジニーの大鍋から古い『変身術入門』を抜き取り、あとで本人に突き返しました[12:1]。
「ほら、チビ――君の本だ――君の父親にしてみればこれが精一杯だろう――」
教科書に挟まっていたのはリドルの日記でした。日記を手にしたジニーは秘密の部屋を開き、城はマグル生まれの生徒が次々と襲われる事態に陥ります。
その年、ルシウスはホグワーツの理事として、飛行自動車の事故を口実にアーサーの魔法省辞任を要求し[13]、続いて理事12名の署名を集めてダンブルドアに停職命令を突きつけました[14]。
「しかし理事たちは、あなたが退く時が来たと感じたようだ。ここに『停職命令』がある――十二人の理事が全員署名している。残念ながら、私ども理事は、あなたが現状を掌握できていないと感じておりましてな。これまでいったい何回襲われたというのかね? 今日の午後にはまた二人。そうですな? この調子では、ホグワーツにはマグル出身者は一人もいなくなりますぞ。それが学校にとってはどんなに恐るべき損失か、我々すべてが承知しておる」
署名は脅して集めたものだと、ハグリッドがその場で指摘しています[14:1]。
事件が収束した夜、ルシウスは屋敷しもべ妖精のドビーを連れて校長室に乗り込みました。ダンブルドアは、日記の背後にいた人物を名指しします[2:2]。
「前回と同じ人物じゃよ、ルシウス。しかし、今回のヴォルデモート卿は、ほかの者を使って行動した。この日記を利用してのう」
ハリーは、書店でジニーの古い教科書に日記を滑り込ませたのはあなただ、と面と向かって告げます[2:3]。ルシウスは理事を解任され、さらにこの場でハリーが仕掛けた靴下を受け取ってしまい、ドビーを自由にしてしまいました[2:4]。
日記の正体を、ルシウス自身は知りませんでした。のちにダンブルドアがハリーに語ったところによれば、ヴォルデモートは分霊箱である日記をルシウスに預けたものの、失踪したために指示を出せずにいました。ルシウスは独断でそれをジニーに忍ばせ、アーサーの信用を失墜させ、ダンブルドアを追い出し、自分に不利な証拠を処分することを一度に狙ったのです[15]。
バックビークの裁判(1993年‐1994年)
1993年秋、息子ドラコがヒッポグリフのバックビークに傷を負わされると、ルシウスは危険生物処理委員会に正式な苦情を申し立てました[16]。審問でルシウスが立ち上がって言い分を述べると、委員会はそのとおりに裁定します[17]。ハグリッドの見立てでは、委員会は脅されており、処刑人のマクネアはルシウスの旧知の仲でした[18]。
「ダンブルドアは努力なさった。だけんど、委員会の決定を覆す力はお持ちじゃねえ。ダンブルドアは連中に、バックビークは大丈夫だって言いなさった。――だけんど、連中は怖気づいて……ルシウス・マルフォイがどんなやつか知っちょろうが……連中を脅したんだ、そうなんだ……。そんで、処刑人のマクネアはマルフォイの昔っからのダチだし……。だけんど、あっという間にスッパリいく……俺がそばについててやるし……」
ヴォルデモートの復活(1994年‐1995年)
1994年のクィディッチ・ワールドカップでは、一家そろって特別観覧席に現れます。聖マンゴ魔法疾患傷害病院への多額の寄付を理由に、魔法大臣コーネリウス・ファッジのゲストとして招かれていました[19]。
1995年6月、ヴォルデモートが肉体を取り戻した夜の墓場に、ルシウスは仮面姿で現れました[7:1]。
「ルシウス、抜け目のない友よ」男の前で立ち止まったヴォルデモートが囁いた。
ヴォルデモートは、世間に体面を保ちながら昔のやり方を捨てていないと評する一方、自分を探そうとしなかったこと、闇の印から逃げたことを責めています[7:2]。
ハリーは病室でファッジに死喰い人の名を挙げましたが、ファッジはマルフォイの潔白は証明ずみだ、由緒ある家柄で立派な寄付もしている、と取り合いませんでした[20]。
魔法省での影響力(1995年‐1996年)
翌年度、ハリーは懲戒尋問のために訪れた魔法省の暖炉フロアでルシウスと鉢合わせします[21]。
「これは、これは、これは……守護霊ポッター殿」ルシウス・マルフォイの冷たい声だった。
ルシウスは杖の下取りの用件を装っていましたが、アーサーの見方は違いました[21:1]。
「金貨だろう」おじさんは怒ったように言った。「マルフォイは、長年、あらゆることに気前よく寄付してきた……いい人脈が手に入る……そうすれば、有利な計らいを受けられる……都合の悪い法律の通過を遅らせたり……ああ、あいつはいいコネを持っているよ。ルシウス・マルフォイってやつは」
その人脈の広さは、この年の描写のあちこちに現れます。ダンブルドアへの査察が始まると、ウィルトシャー州の館から日刊予言者新聞に談話を寄せ[3:3]、ファッジはハリーの守護霊の話を聞いて「忘れずにルシウスに言わねばなるまい」と応じ[22]、アンブリッジはスネイプを詰るのにルシウスの評価を持ち出しました[23]。九と四分の三番線で犬の姿のシリウス・ブラックを見破ったのもルシウスで、これはスネイプの口から明かされます[24]。
神秘部の戦いとアズカバン(1996年)
1996年6月、ルシウスは死喰い人を率いて神秘部でハリーたちを待ち受け、予言の記録された球を渡すよう迫りました[25]。
「ポッター、もはやこれまでだな」ルシウス・マルフォイが気取った声でそう言うと、覆面を脱いだ。「さあ、いい子だ。予言を渡せ」
しかし予言の球は砕け、ルシウスは捕らえられてアズカバンに送られました。収監の場面そのものは描かれず、ドラコの台詞と、翌年度の会話から分かるだけです[26][27]。逮捕にともなって館は家宅捜索を受け、危険な品はすべて押収されています[28]。
ヴォルデモートの怒りは深いものでした。スネイプはナルシッサにこう告げています[27:1]。
「我輩としては、闇の帝王がルシウスにご立腹ではないなどと取り繕うことはできない。ルシウスは指揮を執るはずだった。自分自身が捕まってしまったばかりか、ほかに何人も捕まった。おまけに予言を取り戻すことにも失敗した。さよう、闇の帝王はお怒りだ。ナルシッサ、非常にお怒りだ」
怒りの理由はこれだけではありませんでした。分霊箱である日記を自分の利益のために使い捨てたことを、ヴォルデモートはルシウス自身の口から白状させています[15:1]。ドラコにダンブルドア殺害の任務が下されたのは、父の失態への懲罰でした[6:2][29]。
マルフォイの館(1997年‐1998年)
アズカバンから釈放された時期は原作にもポッターモアにも書かれていません。分かっているのは、釈放後に一家が館へ戻ることを許されたこと、そして信用が地に落ちていたことです[29:1]。
1997年夏、マルフォイの館はヴォルデモートの本拠になりました。晩餐の席でルシウスは杖を差し出すよう命じられます[5:1]。
「ものは何だ?」
「楡です、わが君」マルフォイがつぶやくように言った。
「芯は?」
「ドラゴン――ドラゴンの心臓の琴線です」
代わりにヴォルデモートの杖を渡されると一瞬期待した仕草は見逃されず、館に居座られていることへの不満まで見透かされました[5:2]。
「ルシウス、俺様の杖をおまえに? 俺様の杖を?」
取り上げられた杖は、七人のハリー作戦の追跡でヴォルデモートが使い、ハリーの杖が放った魔法によって壊れました[30]。ダンブルドアはのちに、あの杖には勝ち目がなかったと説明しています[31]。
杖を失ったことは、館のなかでの立場そのものを削りました。1998年春、捕らえられたハリーたちが館へ連れてこられたとき、ルシウスは正体の確認を主導しようとしますが、義姉ベラトリックスに一喝されます[32]。
「杖を失ったとき、おまえは権限も失ったんだ、ルシウス! よくもそんな口がきけたものだな! その手を離せ!」
この場面はハリーの失神呪文でルシウスが倒れ、一行の脱出で終わります[32:1]。グリンゴッツ襲撃の報せが届いたときには、激昂したヴォルデモートの前からベラトリックスとともに真っ先に逃げ出しました[33]。
ホグワーツの戦いと戦後(1998年)
1998年5月、叫びの屋敷に陣取ったヴォルデモートのもとで、ルシウスはボロボロの姿で息子の安否を訴えました[34]。
取りすがるような、しわがれた声に呼ばれて、彼は振り向いた。いちばん暗い片隅に、ルシウス・マルフォイが座っていた。ボロボロになり、例の男の子の最後の逃亡のあとに受けた懲罰の痕がまだ残っている。片方の目が腫れ上がって、閉じられたままだった。
訴えは冷たくあしらわれ、ルシウスはスネイプを迎えにいくよう命じられます[34:1]。
禁じられた森に集まったヴォルデモート軍のなかで、ハリーが見たルシウスは打ちのめされ怯えていました[35]。城内での最終決戦のさなか、夫妻は戦いに加わりませんでした[36]。
ルシウス・マルフォイとナルシッサは戦おうともせずに、息子の名を叫びながら、戦闘の中を走り回っていた。
戦後、ルシウスは同志だった死喰い人に不利な証拠を進んで提供し、潜伏していた者たちの逮捕に協力しました。これによって、二度目も投獄を免れています[1:7]。
外見
息子ドラコと父子でよく似ています。ハリーがドラコの父親だと一目で察したのは、血の気のない尖った顔と冷たい灰色の目が同じだったからでした[12:2]。
そのあとに続いて入ってきたのは父親に違いない。息子と同じ血の気のない顔、尖った顎、息子と瓜二つの冷たい灰色の目をしている。
ハグリッドの小屋に停職命令を持ち込んだときは、長い黒の旅行マントに身を包んでいました[14:2]。
ルシウス・マルフォイ氏がハグリッドの小屋に大股で入ってきた。長い黒い旅行マントに身を包み、冷たくほくそえんでいる。
この身なりは物語の終盤で失われます。叫びの屋敷で最後に描かれるルシウスはボロボロで、片目が腫れ上がって塞がっていました[34:2]。
性格・人物像
純血主義者です。J.K. ローリングは血統をめぐる用語について説明したなかで、その偏見の典型としてルシウスの名を挙げています。この文章に公式の日本語訳はありません[37]。
As far as somebody like Lucius Malfoy is concerned, for instance, a Muggle-born is as 'bad' as a Muggle.
(たとえばルシウス・マルフォイのような人物にとっては、マグル生まれもマグルと同じくらい「悪い」ものなのです)
その思想は行動にも表れました。ホグワーツの理事だった当時、ルシウスは『吟遊詩人ビードルの物語』に収められた「たくさんの宝の泉」を図書室から排除するよう書面で要求しています[4:3]。
魔法使いとマグルの交配を描く作品は、フィクションであれノンフィクションであれ、ホグワーツの書棚から追放されるべきである。私は、息子が魔法族とマグルの結婚を勧める類の物語を読み、自らの純血の血統を汚すような影響を受けることを望まない。
ダンブルドアは理事会の大多数の支持を得てこれを拒み、そのやり取りが両者の長い対立の始まりになりました。ルシウスはダンブルドアを校長の座から追い落とす運動を始め、ダンブルドアのほうはルシウスを死喰い人の立場から引き剥がそうと動きます。ダンブルドアの覚え書きによれば、その後ルシウスから届いた手紙は、正気を疑う言葉や出生と衛生観念への侮辱ばかりだったといいます[4:4]。
冷淡で人を見下す態度は、息子の振る舞いの手本にもなりました。ポッターモアによれば、学校でのドラコの振る舞いの多くは父を忠実に真似たものです[29:2]。
一方で、その威勢は権力に支えられたものでもありました。杖を取り上げられたあとの彼には、ベラトリックスに言い返す力すら残っていません[32:2]。最後に原作が描くルシウスは、勝敗ではなく息子の名だけを叫ぶ姿です[36:1]。
人間関係
ドラコ・マルフォイ
一人息子です。ドラコにとってルシウスは、生まれてからずっと模範にしてきた存在でした[29:3]。しかし父がアズカバンに送られると、ドラコと母は死喰い人のあいだでのけ者にされます[29:4]。ドラコはスネイプに父の座を奪われたと考えていました[6:3]。
戦いの終盤、ルシウスがヴォルデモートに乞うのは息子の安否だけです[34:3]。
ナルシッサ・マルフォイ
妻です。ヴォルデモートに杖を求められた場面では、テーブルの下でナルシッサが夫の手首に触れ、それを受けてルシウスは杖を差し出しました[5:3]。ホグワーツの戦いでも、夫妻はそろって戦列を離れ、息子を探して走っています[36:2]。
ヴォルデモート
主君ですが、信頼されてはいませんでした。復活の夜には忠誠の薄さを責められ[7:3]、神秘部の失敗のあとは寵愛を失い[27:2]、館を本拠にされたうえ杖まで取り上げられます[5:4]。ダンブルドアは、日記が破壊されたことをヴォルデモートが知ったのはルシウスの口から真実を吐かせたときだと語り、いまはアズカバンにいるほうが安全だと内心喜んでいても驚かない、と付け加えました[15:2]。
ドビー
屋敷しもべ妖精です。ドビーはハリーを守るために主人の計画を漏らそうとし、そのたびに自らを罰していました。校長室での場面で、ハリーはルシウスに靴下を挟んだ日記を渡します。ルシウスがそれを投げ捨て、ドビーが受け取ったことで、ドビーは自由になりました[2:5]。
アルバス・ダンブルドア
対立関係にあります。図書室の本をめぐる書簡から始まり[4:5]、理事会を使った停職処分[14:3]、そして日記の一件での対決[2:6]へと続きました。ルシウスが理事の座を失ったのも、この最後の対決の結果です[2:7]。
名前
「マルフォイ」という姓の由来を、J.K. ローリングが明かしています[1:8]。
マルフォイという姓は、「不誠実」を意味するフランスの古語から採りました。
同じ記事では、この「ほめ言葉とはいい難い」姓が暗示するとおり、一族にはいつの時代にも「信用ならない連中」という評判がついて回ったと書かれています[1:9]。
一族には「初代ルシウス・マルフォイ」もいました。16世紀にエリザベス1世に求婚して断られたとされる先祖で、ドラコの父はその名を継いでいることになります[1:10]。ファーストネームの由来について作者が語ったことはありません。
舞台裏
J.K. ローリングは旧公式サイトで、書いたものの本編には入らなかった場面について明かしています。ノット氏がヴォルデモート絡みの用件でルシウスを訪ね、そのあいだ庭でドラコとセオドール・ノットが二人きりで話す、という場面です。マルフォイ家の屋敷を見せられること、そしてドラコが対等と認める相手と話す珍しい機会になることを、作者は気に入っていたと述べています。『秘密の部屋』と『炎のゴブレット』の二度使おうとして、どちらでも収まらず、古い草稿の箱にしまわれました[38]。
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』
- 第6章「9と3/4番線からの旅」
- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
- 第3章「隠れ穴」
- 第4章「フローリッシュ・アンド・ブロッツ書店」
- 第12章「ポリジュース薬」
- 第14章「コーネリウス・ファッジ」
- 第18章「ドビーのごほうび」
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
- 第11章「炎の雷」
- 第15章「クィディッチ優勝戦」
- 第16章「トレローニー先生の予言」
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 第8章「クィディッチ・ワールドカップ」
- 第33章「死喰い人」
- 第36章「決別」
- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
- 第6章「高貴なる由緒正しきブラック家」
- 第9章「ウィーズリーおばさんの嘆き」
- 第15章「ホグワーツ高等尋問官」
- 第24章「閉心術」
- 第27章「ケンタウルスと密告者」
- 第32章「炎の中から」
- 第35章「ベールの彼方に」
- 第38章「二度目の戦いへ」
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 第2章「スピナーズ・エンド」
- 第7章「ナメクジ・クラブ」
- 第23章「ホークラックス」
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』
- 第1章「闇の帝王動く」
- 第5章「倒れた戦士」
- 第23章「マルフォイの館」
- 第24章「杖作り」
- 第27章「最後の隠し場所」
- 第32章「ニワトコの杖」
- 第33章「プリンスの物語」
- 第34章「再び森へ」
- 第35章「キングズ・クロス」
- 第36章「誤算」
- 『吟遊詩人ビードルの物語』
- ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「マルフォイ一家」
- ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「ドラコ・マルフォイ」
- J.K. ローリング旧公式サイト「F.A.Q.」「Extra Stuff」
- J.K. ローリング自筆「ブラック家の家系図」(2006年)
脚注
ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「マルフォイ一家」 ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎
J.K. ローリング自筆「ブラック家の家系図」(2006年、Book Aid International チャリティオークション出品) ↩︎
『ハリー・ポッターと賢者の石』第6章「9と3/4番線からの旅」 ↩︎
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第3章「隠れ穴」 ↩︎
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第12章「ポリジュース薬」 ↩︎
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第11章「炎の雷」 ↩︎
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第15章「クィディッチ優勝戦」 ↩︎
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第16章「トレローニー先生の予言」 ↩︎
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第8章「クィディッチ・ワールドカップ」 ↩︎
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第36章「決別」 ↩︎
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第27章「ケンタウルスと密告者」 ↩︎
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第32章「炎の中から」 ↩︎
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第24章「閉心術」 ↩︎
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第35章「ベールの彼方に」 ↩︎
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第38章「二度目の戦いへ」 ↩︎
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第7章「ナメクジ・クラブ」 ↩︎
『ハリー・ポッターと死の秘宝』第5章「倒れた戦士」 ↩︎
『ハリー・ポッターと死の秘宝』第35章「キングズ・クロス」 ↩︎
『ハリー・ポッターと死の秘宝』第27章「最後の隠し場所」 ↩︎
『ハリー・ポッターと死の秘宝』第34章「再び森へ」 ↩︎
J.K. ローリング旧公式サイト「F.A.Q. – Why are some people in the wizarding world (e.g., Harry) called 'half-blood' even though both their parents were magical?」 ↩︎
J.K. ローリング旧公式サイト「Extra Stuff – Malfoy & Nott (Chamber of Secrets/Goblet of Fire)」 ↩︎