カーベ イニミカム

カーベ イニミカム (Cave inimicum) は、身を守るための防御呪文の一つです。日本語版では「敵を警戒せよ」という訳が添えられています[1]。第7巻でハーマイオニーが野営地の周囲に張り巡らせた一連の防御結界を、最後に仕上げる呪文として唱えられます。

基本情報

呪文: カーベ イニミカム(Cave inimicum、「敵を警戒せよ」)
分類: 呪文(防御呪文)
効果: 敵の接近を察知する結界(一連の防御呪文の仕上げ)
語源: ラテン語 cave(用心せよ)+ inimicum(敵)
初出: 『死の秘宝』第14章

用いられ方

カーベ イニミカムは、逃亡中のハリーたちの野営地を守る一連の防御結界の、締めくくりに唱えられる呪文です。森の中でハーマイオニーは「サルビオ ヘクシア」「プロテゴ トタラム」「レペロ マグルタム」「マフリアート」と唱えたのち、空へ向かって杖を振りながら「カーベ イニミカム! 敵を警戒せよ!」と唱えて結界を仕上げました[1:1]

唱え終えたハーマイオニーは、この結界でできることの限界をその場で口にしています。敵の接近は分かるが、ヴォルデモートまで防げるかは請け合えない、という趣旨の言葉は、名前を口にするなと遮ったロンによって最後まで言い終えられませんでした[1:2]

『ハリー・ポッターと死の秘宝』第14章「盗っ人」

「私にできるのはここまでよ。少なくとも連中がやってきたらわかるけど、保証できないのは、果たしてヴォル――」

「その名前を言うなよ!」ロンが厳しい声で遮った。
ゼノフィリウス・ラブグッドの家から脱出した直後にも、「プロテゴ トタラム」「サルビオ ヘクシア」に続けてこの呪文を唱えています[2]

登場・言及箇所

脚注


  1. 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第14章「盗っ人」 ↩︎ ↩︎ ↩︎

  2. 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第22章「死の秘宝」 ↩︎